if塾の塾長は、俺(高崎翔太)じゃない。大学1年生の琢己(たくみ)が塾長をやっている。
「え、生徒が塾長?」と思うかもしれないけど、これにはちゃんと理由がある。今日はif塾の運営の仕組みについて、ありのまま書く。
なぜ生徒が塾長なのか

琢己は人に教えるのが好きで、進路相談にも向いている。何より、生徒の気持ちがわかる立場で塾を回せるのが大きい。
俺は技術的なサポートやカリキュラム設計をやっているけど、日常の運営は琢己に任せている。これは「丸投げ」ではなく、琢己自身がやりたいと言って、実際にできているから成り立っている話だ。
塾長として生徒の進捗を見て、困っている子がいたら声をかける。新しく入ってきた子のサポートもする。大学生と年齢が近い分、生徒との距離が近いのもメリットだと思う。
生徒同士で教え合う文化

if塾では、わかる子がわからない子に教えるという場面がよく起きる。
たとえばClaude Codeの使い方を覚えた子が、始めたばかりの子にコツを共有する。マイクラのプラグイン開発で先に進んだ子が、詰まっている子にヒントを出す。こういうのは仕組みとして強制しているわけじゃなく、自然にそうなっている。
教える側にも学びがある。人に説明しようとすると、自分の理解があやふやな部分に気づく。結果として、教えた側も成長する。これは教育の世界ではよく言われることだけど、if塾では実際にそれが起きている。
「自走する塾」の仕組み

if塾が目指しているのは、俺がいなくても回る塾だ。
現在9名の生徒がいて、それぞれ自分のプロジェクトを持っている。出席簿システムを作った子、eスポーツのコーチングシステムを開発している子、マイクラでクリエイティブな作品を作っている子。やっていることはバラバラだけど、「自分で考えて、自分で作る」という方向性は共通している。
この環境を維持するために大事なのは、トップダウンで管理することじゃない。生徒が主体的に動ける空気を作ること。琢己が塾長として間に入ってくれることで、それがうまく機能している。
うまくいっていることと、課題
正直に書くと、この仕組みはまだ発展途上だ。
うまくいっていること:
- 琢己の塾長としてのマネジメントが安定してきた
- 生徒同士の教え合いが自然発生している
- 各自が自分のプロジェクトに集中できる環境がある
課題:
- 生徒が増えたときのサポート体制をどうするか
- 教え合いの質をどう維持・向上させるか
- 琢己の負担が大きくなりすぎないようにすること
完璧な仕組みではないけど、試行錯誤しながら前に進んでいるのは確かだ。
なぜこの形にしたのか
俺が前に出てガンガン教えるスタイルにすることもできた。でも、それだと俺がボトルネックになる。
if塾の生徒たちは、言われたことをやるタイプじゃない。自分で考えて、自分のペースで動きたい子が多い。だったら、「教える人」と「教わる人」を固定しない方がいい。
琢己が塾長をやり、生徒同士が教え合い、俺は後ろから必要なときだけサポートする。この形が、今のif塾にはちょうどいい。
📊 if塾の現在
- 塾長:琢己(大学1年生・生徒兼任)
- 在籍生徒数:9名
- 運営スタイル:生徒主体・教え合い文化
- 技術サポート:高崎翔太(カリキュラム設計・技術面)
「プログラミング塾なのに生徒が塾長って大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれない。でも、琢己は実際にちゃんとやっている。そして生徒たちもそれぞれのペースで成長している。
この仕組みがどこまでスケールするかはまだわからない。でも、今のif塾のリアルな姿として、書き残しておく。